セキュリティに携わる仕事について。

IT企業でセキュリティ関連の仕事に従事する際は、ある程度法務について知っておく必要があります。情報や技術には知的財産権という権利があり、人の創造によって作られた価値あるものは、財産であり、それらには権利が生ずる、という内容です。知的財産権を細かく分類していくと、産業財産権、著作権があり、それらを更に細かく分けると、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作者財産権、著作者人格権に分類できます。

近年、そのような法律があるとは知らずに刑罰の対象になる行為を行う人が頻繁にいますが、うまく刑罰の目をかいくぐって、違法行為を続けているようです。セキュリティの知識は、IT企業で働く人だけでなく、クリエイターや芸能人も知っておく必要があります。たとえば、不正競争防止法では、他人の氏名などの個人情報を勝手に使用することを不正行為として定め、規制しています。芸能人の名前を勝手に語り、それを商売の道具として利用することは一切許されていません。商品の場合も同じです。世の中の秩序を保つために、人の技術を勝手に乱用するような行為を行ってはならない、という法律です。

そのような法律が守られておらず、平気で人のプライバシーを侵害しても刑罰の対象とならないように仕組む団体もおり、技術者やクリエイターの頭を悩ませる原因となっています。